一定期間お酒をやめている間に自分の体の変化をよく観察できるのは楽しくもある。
私にとって、禁酒はほとんど趣味と言っていいものになってしまいました。
旧サイトを見ると、なぜあんなに禁酒に苦しんでいたのかと不思議に思うほどですが、当時は確かに酒をやめるというのが大変でした。そりゃ一日だって大変でした。
今ふりかえって簡単に言えば、あの当時は酒のことを考えている時間が多かった。それだけかもしれません。やめた、と決めた瞬間から頭の中が酒のことでいっぱいになる。それは自分にも誤魔化せなかった。
今は「しばらく酒のことを考える時間は無し!」と自分に言い聞かせることができるようになった。
いまでも酒について考える時間が多ければ、それは飲みたくなって、イライラしてきて、近所のSEIYU様が恋しくなるに決まっています。
だから先日書いたように、やめるタイミングは「やりたいことが出来たとき」や「やらなくてはならないことが出来たとき」が最適です。
酒について考える時間が少なくなり、そして、酒のことを考えないように、やりたいことにとんでもなく集中できる。一石二鳥なんてもんじゃないです。
逆に暇だなーというときは禁酒は難しいわけです。
暇でボーっとしていると、体が勝手に動き出して、気づいたときにはSEIYUの酒売り場の前に立っていて、ハッとしてぐー!というのはかなり大げさですが、まあそれに近くなります。
やりたいことがない?
やらなくてはならないことがない?
いやそんなことはない!
よくよく考えてみましょう。
おせっかいの私が言っているのですから間違いありません。
あなたはこれから一ヶ月かけて、なにかに集中してやらなくてはならないことがあるはずです。
きっとあるはずです!
ドーン!(喪黒福造ふうに。古い? えっ知らない?)